古河物語その壱。
台風が日本を縦断しているようです。
日曜日の夜、皆様不安な夜を過ごされていますでしょうか。
危険な場所には、くれぐれも近づかないようにお気をつけ下さい。
こんばんは銀座コーチングスクール認定コーチ&SBT2級コーチ&points of youエバンジェリストの浅原純子です。
ABD読書会
今日は、台風が近づいているにも関わらず銀座へ行ってきました。
銀座一丁目校のイベントです。
革命的読書会へようこそ。
尾澤まりこさんが、ファシリテーターとなり一冊の本を分担して読む。
2つのチームに分かれ、チームの各々が要約し、発表する。
私は、序章と第一章を担当しました。
さて、他のチームの方の序章と第一章の発表を拝聴すると…
やはり、人各々視点は違うのだな。
一冊の本だけで、こんなに視点の違いが分かるとは面白い。
銀座一丁目校の笑いに溢れたアットホームな雰囲気も楽しさを膨らませてくれました。
また、参加したいですね。
古河物語その壱
私は、茨城県古河市生まれの古河育ち。嫁ぎ先も古河市内です。
その為に、古河市から出たくて出たくて、違う街へ行きたくて行きたくて。
若い頃は、地元の良さなど理解しようとしませんでした。
今は、古河市大好き‼️
古河市って万葉集に詩われているほど歴史があります。ご紹介します。
「まくらがの 許我の渡りのからかじの音高しもな寝なへ児ゆえに」
「逢はずして行かば惜しけむ まくらがの許我こぐ船に君も逢はぬかも」
作者不明。
万葉からの歴史ある古河市の昔話に少しお付き合いくださいませ。
私の母の生家は、代々渡良瀬川で船頭を生業としておりました。
その為、土手の近くに居を構えていました。
私も、子供の頃は従姉妹達と土手で遊んだり、渡良瀬川でボートに乗ったりしていたものです。
この話しは伯母が、子供の頃に聞いた話しです。火鉢を囲みながら大人達が色々な話しをしていたものを、側で聞いていたのが好きな伯母は、大人しく、その話しにじっと耳を傾けたそうです。
その一つの話しを私達に話してくれたものです。
時は、明治時代でしょうか。
ある日、綺麗な着物を着た上品な良家の若奥様が、赤ん坊を抱いて川面を眺めながら佇んでいたそうです。
その女の人は、ずっと赤ん坊を抱いたまま佇んでいたそうです。
何時間も何時間も。
綺麗な着物を着た女の人は頭から手拭いを被って顔が見えなかったそうです。
行き交う人達の視線を気にしながら、思い悩んだ様子で。
時間がどれくらい経ったのでしょうか…
日が暮れかかった川の方から赤ん坊の泣き声が聞こえてきました。
皆
「どっかから、赤ん坊の泣き声がしねぇか?」
と、不思議がりました。
たまたま、川の中洲を通りかかった船の船頭が見つけたものは…
次回に続きます。
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